思い出の桐箪笥(桐たんす)をお好みの仕様に再生する
経年劣化した桐たんすを洗い替え、修理しきれいな色に生まれ変わらせる
サイズ変更などのリフォームをし、より使い勝手のいい毎日使える家具に生まれ変わらせる
アンティーク感を活かし趣のある家具へ
株式会社留河は、大正元年から四代にわたり桐たんすの製造に携わってきた老舗企業です。
創業以来、伝統的な技術を継承しながら、お客様一人ひとりのニーズに合わせたオーダーメイドの桐たんすを提供し続けています。
お客様が大切に使い続けてきた桐たんすの洗い替えやリフォームにも力を入れています。
古くなった桐たんすを新品同様によみがえらせ、長年の思い出を次世代に引き継ぐことができるよう全力でサポートさせていただきます。
桐たんすの職人だからこそできる修理とリフォーム
桐たんすは洋家具と違う技法を用い作られています。塗装は伝統的な素材を用い色を付けます。板の組み方や棚のつけ方。隠し空間や鍵があるものもあります。
100年以上の歴史のある当社の知識で継手がどのような技法で組まれているのかを理解し、修理したりサイズを変えます。
桐たんすならではの伝統的な色付けももちろんお任せください。
最近は以前と比べ昔ながらの洗い替えや修理だけでなく、桐タンスのリフォームのご依頼も増えています。
『母が嫁入り道具に持ってきた思い出の桐たんすをまた使いたい』
破損個所を直して色を塗り替えるだけでなく、新しい家具に作り替えて生まれ変わったタンスをまた使うことが出来ます。
置きたい場所の大きさに合わせて。お持ちの他の家具の色に合わせて。
引っ越しや家のリフォームを機に桐箪笥をきれいにしたい
新しい家にきれいなタンスを置きたい。
今までとは違うスペースに置ける大きさの家具に作り直してほしい。
などのご要望も多く、工務店様から依頼が入ることもあります。
こんな時はまず ご連絡ください
今ある桐タンスの汚れ、傷、割れの修理やリフォームはできるの?
お値段は?などお気軽にご連絡ください
ご連絡いただく際は以下の情報を
(幅●cm 奥行●cm 高さ●cm)
・洗い替えをするタンスの数
・タンスを引き取りに行くご住所、お届けするご住所
・連絡先お客様のお名前、お電話番号
お電話072-445-0775または お問い合わせよりご連絡ください
桐たんすの洗い替えや修理をご希望される方の中で意外に多い理由は、<ぶつけたことによるヘコミ> <シミ汚れ> <引っ越し時の破損>です。
最も多い理由は『家のリフォーム、引っ越しに合わせてご自身の箪笥をきれいにしたい』『母の形見の箪笥をきれいにしたい』です。
製造から長い年月が経っているたんすほど色が黒っぽく変色し、タンスの裏板や引き出しの底板が割れていることが多いです。
そのようなタンスほど洗い替えるととてもきれいに変化します。
金具が無くなっていたり、破損が激しくても修理が可能の物も多くあります。
直したらこれはまだ使えるのかな?と思う桐たんすがありましたらまずはご連絡ください。
桐たんす 洗い替え例
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洗い替え前 -
洗い替え後
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桐たんすについている全ての金具や房を丁寧に外します。
金具はたくさんあり、基本的なもので取っ手・鍵・蝶番・戸引き手・棒通し。飾りたんすに使われる金具や扉の前飾りなどがあります。
もともとついていた金具を使う場合は、洗って綺麗にしたりメッキし直したりします。
古いタンスについている金具は腐食して欠けていたり、劣化してちぎれることもあります。
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桐箪笥を洗います。
古い桐たんすほど色が黒っぽく変色しています。
表面の木を傷付けないように汚れや砥の粉(塗料)を丁寧に手作業で洗います。
カビが発生している場合はこの時点できれいにします。
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特に桐たんすの裏板や引き出しの底板が割れていることが多く、割れたり欠けている部分に接ぎ木をし、修復します。
桐箪笥の破損にはいろいろあり、
ぶつけ、棚落ち、割れ、ゆがみ、接合部外れなど必要に応じて新材を使い修理します。
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破損修理完了後、全体に鉋(かんな)とサンドペーパーがけをし表面を整えます。
色付けをする前に浮造り(うづくり)と呼ばれる道具を用い、桐の木目を美しく浮き立たせます。
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伝統的な色付けの砥の粉や焼桐
仕上がりの色のご希望に応じてオイルステインなどを使用し色を付けます。
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必要に応じて蝋を塗ったのち、金具を付け完成です。
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洗い替え前 -
洗い替え後
桐たんすのリフォーム リメイクは数年前からよくご依頼をいただきます。
具体的に作って欲しい物をご希望される方や、何か使える物を作って欲しいとご希望される方など色々です。
どの方にも共通なのが、家族の思い出の家具を新しい形で長くそばに置きたいという気持ちがあるということです。
『母が大切に使っていたものだから自分も大切に使いたい』
そのような温かい思いをいろいろお伺いすることも多く、リフォームする腕にも力が入ります。
もちろん、ご自身が嫁入り道具として持ってきた家具を新しい形に作り替える、というご希望もあります。
お引っ越しなどの機会に新しいスペースに合うより使いやすい物を。と。
新しい形で、より長く使っていただける家具をお届けいたします。
桐たんす リフォーム例
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リフォーム前 -
リフォーム後
以前は婚礼家具として桐たんすと共にセットで使われていた布団箪笥。
今はお使いにならないということで、バックを入れるかばんの収納家具としてリフォームしました。
かばんの大きさに合わせて仕切りを入れ替え調節することが出来ます。
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桐たんすについている全ての金具や房を丁寧に外します。
金具はたくさんあり、基本的なもので取っ手・鍵・蝶番・戸引き手・棒通し。飾りたんすに使われる金具や扉の前飾りなどがあります。
もともとついていた金具を使う場合は、洗って綺麗にしたりメッキし直したりします。
古いタンスについている金具は腐食して欠けていたり、劣化してちぎれることもあります。
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桐箪笥を洗います。
古い桐たんすほど色が黒っぽく変色しています。
表面の木を傷付けないように汚れや砥の粉(塗料)を丁寧に手作業で洗います。
カビが発生している場合はこの時点できれいにします。
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特に桐たんすの裏板や引き出しの底板が割れていることが多く、割れたり欠けている部分に接ぎ木をし、修復します。
桐箪笥の破損にはいろいろあり、
ぶつけ、棚落ち、割れ、ゆがみ、接合部外れなど必要に応じて新材を使い修理します。
ここまでは洗い替えと同じです。
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抽斗(ひきだし)が割れている場合、この時点で修理します。
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リフォームして作る家具に必要なパーツを切り出したり、解体して利用できるようにし、使用できる桐材を確保します。
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必要に応じてリメイクして作るたんすや家具の組手を抜きます。
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パーツをくみ上げ家具を作ります。
色を付け、金具を付けると完成です。
桐たんすから仏壇へリフォーム
お客様からのご依頼があり、お母様の思い出の桐たんすを中衣装の真ん中の開き戸の部分を使用し仏壇にリメイク。
お引っ越し先に用意されたスペースに収納できるように大きさを合わせて作製しました。
仏壇の金具もメッキを施しそのまま使用し、世界でひとつだけの仏壇が完成しました。
3棹あった嫁入り桐たんすのセットを小袖たんす2棹へリフォーム
3棹セットの桐たんすを小袖たんすにリフォームし現在の収納スペースに合うように桐たんすを作り変えました。
お部屋のスペースが広くなりました